ブログ開始
見聞きしたこと、感じたことを忘れないようにとブログを始めました。
何年かして自分でブログを読み返し、あの時そんなことを思っていたんだな…と
振り返ることができればと思いひっそりスタートします。
青葉城址へは通常、仙台駅西側にある西公園側(仙台国際センター側)からアクセスする方が多いかと存じますが、私は八木山在住なので下側の八木山ルートから徒歩で歩いて行きました。
下線を引いている八木山橋は自殺の名所として有名(だった?)ですが、春の暖気に包まれた日中行ったこともあり、おどろおどろしい気配もなく見晴らしの良い渓谷を臨むことができました。
青葉城址についたのは16時ごろ。
駐車場の出入り口には「本日の営業は終了しました」の看板が出ていたものの、普通に入ることができます。
以下は青葉城址内のマップ。
ビュースポットには団体様がおりましたので、一人たそがれたい気分のだった私はマップ右上のトイレ近くから仙台市を眺めました。
歴史好きな方であれば、伊達政宗公が見たかつての仙台に思いを馳せるのかもしれませんが、私は今を生きる人々の営みに目頭を熱くしました。
令和の時代になっても栄え続けるこの街に。
東日本大震災を受け、コロナ禍にありながらも尚、強く生きる人々に。
私が八木山を住処に選んだのは、眺望の良さも大きなポイントでした。
街を見渡すことで、そこに暮らす人々の営みを感じることができる。
きっとそこにいる人たちも自分と同じように
汗かいて、苦労して、嫌なこともあるけれども。
私が街を見て心を漱ぐように…
ちょっとした楽しみを糧に頑張っているんだろうな。
そう思うことで、仕事が大変でも、妻の機嫌が悪くても、子供が煩くても
私も誰かと同じようにやっていけているのだと思います。
青葉城公園内には木々が多く立ち並びます。
西日に反射するビル群と対照的に、木々は優しく西日を遮ってくれ、その影はどこか神々しさを感じます。
もののけ姫の世界観に似ているなと思って歩いていたら、
「イノシシが出ます」の看板がありその再現度も高い様子でした。
ビュースポットから戦士たちを鼓舞する乙事主様(白い巨体のイノシシ)を想像してしまいますね。
帰りも同じルートを通ったわけですが、その途中、ベニーランド横の壁画に気になる絵があったので載せさせていただきます。
…いやはや、角行て(笑)
ウケを狙って書いたのか、素で書いたのか
書いた本人は今どうなっているのか…
何故、角を選んだのかなど 色々と気になってしましました。
「かく」を見て思い出したことがあったので併せて記します。
一病息災 貧乏神同居
しかもかくのごとくなりといえども
いのち明朗 いのち満点
相田みつをさんの詩より。
「かくのごとくなりといえども」とは「そうではあるが」といった意味です。
少しくらい不憫な状況であっても、あるいはそうした経験があった方が
「いのち」のありがたみはしっかりと感じられるのかもしれませんね。