yagiozi’s blog

仙台市八木山在住おじさんのブログです

BBQ

先日、育成担当と新人らでBBQをやった。

 

本当はBBQではなく、街中で飲み会をやる話も出ていたのだが

このご時世そんなんやってクラスターでも出たら大問題というのもあり

私が猛反発する形でBBQになった。

 

会社イベントに土曜日を使うのは断固反対、会社イベントも極力参加しない

姿勢を貫いてきた私であるが、私の余計なアレのせいでBBQになった負い目がある

ことや、新人たちは意外とノリ気だったことあり折れた格好だ。

 

会場は某河原の手ぶらで参加できる場所。

車がないとアクセスには不便な場所だったことと、車持ちも少なかったことより

私の部署の新人を送迎することになった。

 

うちの部署に配属されたのは前回登場した新人ちゃんともう一人、男の新人君。

書き分けがあれなので、今後新人ちゃんはSちゃん。

新人君はN川とする。

 

で、会社近くに集合してもらい二人を拾ってBBQ会場に行った次第だ。

 

私はぼちぼちの年寄組だったので、焼き方などは若手に任せるつもりでいたのだが

新人たちがまぁ動く動く。

ゆとり世代だか、悟り世代とか言われているが、マジ弊社の採用担当優秀。

と、称賛せざるを得ない働きぶりだった。

 

他の部署の新人も挨拶も受け答えもしっかりしているのだが、

驚いたのはN川。

見た目はどう見てもイマドキーな子で、パリピ感溢れていたのだが、

酒を全然飲まないので「なんで飲まないの?」と聞いたところ、

「送迎していただいている方(私)が飲んでないのに、私だけ飲むのは申し訳なくて」

 

…マジメかっ!!

 

とはいえ、飲めないことはなく最初の乾杯だけは空気を読んでビールを飲んでいた。

私が新人のころは、先輩のことなど気にせずにアホほど飲んでいたのに。

(それはそれで正解だったと思っている)

 

尚、Sちゃんも元よりお酒はあまり強くないそうで、だいたいお茶を飲んでいた。

 

それに面白くないと思ったのが、他部署のDさん。

仕事はできるが、人の絡み方がちょっとアレな方。

かつて同じ部署にいたこともあるのだが、酒が入るとセクハラ的な発言が目につき、

私含め、正直後輩得受けは良くない。

 

実のところ、今回の飲み会もDさん発信だったようで、

他部署の同期によるとSちゃんのことをかわいいと言っていたようだった。

 

案の定、BBQの場でも「お前はいいよな、かわいい当ててもらって」だの

「俺の担当なんてアレだぜ、どう見ても根暗だろ」

本人に聞こえるようなところで言う始末。

ごめんよ、新人のメガネくん。

なんで、この人を育成担当にしたんだろう…と、思ふ。

 

ちなみに、Dさんについた新人のメガネくん。

他のパイセンたちからあまり絡まれていなかったので、

優しい私が絡んであげたところ、意外とレトロゲームを知っており

私の青春とも言ってよいスーファミスクウェア作品の話で大いに

盛り上がってしまった。

 

で、私がよその子に油売っている隙に案の定DさんはSちゃんの横をキープ。

ちょっと泳がせていたが、気持ち悪い絡み方やオレスゲー談(長くなるやつ)が

始まったので、適度なところでカットインを入れSちゃんはリリースした。

 

普通であればDさんは機嫌悪くなるところであるが、私はDさん武勇伝を

本人以上に色を付けて語れるので、呂律が怪しくなってきたDさんの代わりに

新人たちに披露してあげて事なきを得た。

 

帰り道もSちゃんと、N川を乗せて帰ったのだが、どうやらSちゃん声の大きい

男の人が苦手だそうで、大変助かったと礼を言われた。

さっさと降ろして家で一人で飲もうかと思っていたのだが、

N川が漫画みたいにお腹を鳴らしたので「腹減ってるの?」と聞いてみれば

焼きや聴き、お酌約に回っていてせっかくのBBQをあまり食べられていないとのこと。

 

ということで、二人をつれて某蕎麦屋に行きご馳走してやった。

二人には天ぷら付きのざるそばをオススメして、それを食べていたのだが

「蕎麦ってこんなにうまいんですね」と感心していた姿がかわいかった。

私も、おいしい冷たい蕎麦を覚えるまでは、なんでおっさんはお金払って

蕎麦を食べるんだろう…と思っていた時期があったよ。

 

前回のSちゃんの謎に関する話もあるのだが、長くなるので(面倒なので)このへんで。

 

ちなみに、N川は他部署のパイセン方に気に入られたようで、社内サークルや部活に勧誘されまくって、3つぐらいに入っていた。

 

 

N川の今後に、乞うご期待!

様子がおかしい

6月から新人の育成担当になったのだが、様子がおかしい。

 

社会人としてのマナーはできているし、ちゃんと社会性も身についている。

身なりもちゃんとしているし、ほかの新人女子がスーツから私服姿に切り替わりつつあるなか、真面目に未だに一人だけスーツを着ている。

 

何なら顔はアイドルの何とかかんとかに似ているそうで、同僚や他の育成担当からは当たりを引いた扱いだ。

正直、対女性は言動を気を付けなければどこで何を言われるか分からないし、残業も多い担当なのでタフな野郎の方が個人的にはよかったが…

 

じゃあ、何が様子がおかしいのか説明しよう。

 

弊社、個人に1つのロッカーが当てがわれるのだが、女子用ロッカーがなく

私の担当共通ロッカー(空き)を使ってもらうように指示を出していた。

 

共通ロッカーと私の個人ロッカーは隣どおしで、ダイヤル式4桁のパスワードも共通だった。

で、ロッカーの場所を教える時に直接教えればよいが私が忙しかったこともあり、

口頭で指示したのが良くなかった。

 

私的には担当共通ロッカーを指示したつもりが、どうやら新人ちゃんは私のロッカーの場所と聞き違えたらしく、私物をそこにぶち込んでしまった。

私のロッカーは余計なものが入っておらず、がらんどうとしている。

それもまずかったのだろう。

 

で、その日、このご時世もあり外で飲みにいけないこともあってか

配属された新人の歓迎会は社内会議室で実施されており、私は参加せずに残業。

その催しすらあったことも分からずに20時過ぎに帰る為にロッカーを開けたら、

何やら見知らぬ物が。

少し考えれば新人ちゃんのと理解できたが、業務で前頭葉フル回転したせいか

おじさんの思考能力は下の下。ゲゲゲの下。

 

ひと様のロッカーに誰がものをブチこんでいるんじゃ!と、

犯人特定のために勝手にバックあさりーの。

そこで出て来たのが、何やら小汚い巾着袋。黒と茶色で紐はだいぶ傷んでいる様子の代物。誰が新人ちゃんが使っているものとは思いますまい。

 

巾着袋の口が緩んでいたので(私がガサゴソした時に緩んだ?)ちらっと中を見てみたら、小汚い小さな木片?(やくざのドスみたいなものの小さいやつ)が一つ。
なんかヤバそうな気がして、それは放置して他に手がかりになりそうなものが

ないか探そうとしたところで、歓迎会終わりの新人たちが到着。

 

で、ロッカーのところにきた新人ちゃん、最初は私の顔見て

「お疲れ様です(ニコニコ)」って感じだったのに、例の巾着袋見た瞬間スゲー真顔になってひったくるように取っていったよね。

例のドスみたいなやつで殺されるかと思いました。

 

で、そのあとは

「なんで開けてるんですか」

「いやいや、かくかくしかじか何で私のロッカーに入れているんですか」

の問答があって、とりあえずお互い誤解は解けたんだけども

ただ、例の袋については冗談で

「何、ドスでも入っているの?笑」

と聞いても、

「いえ、違います」としか言ってくれず、結局正体は不明のままでした。

 

で、弊社テレワーク環境整っているんで、

そろそろ出社じゃなくてテレワークでやっていこうか

という話を新人ちゃんにも話して「分かりました!」といってくれていたのに、

「やっぱりしばらく出社がいいです」なんて言い始めて

育成担当だから私も放置もできないんで出社する羽目に。

 

まぁもともと出社していたしいいんだけども、困ったのはなんか新人ちゃんの

ボディータッチが増えたというか…

前は私呼ぶときも「〇〇さん」と呼ぶだけだったのに、例の件以降

「〇〇さん」って言いながら手で肩とか腕をチョンチョン してくるのよね笑

 

若くてかわいい子からチョンチョンされるのは正直悪い気はしないまでも、

周りの視線が気になるし「やめてくれる?」とも言いにくいし悩ましいところ。

 

例の袋に何か魅了成分でも入っていたのかな…?

 

なにはともあれ、とりあえずは程よい距離感を保ちつつ育成担当頑張っていこうと思います。

 

あと、私が離席して戻ってくると軽く会釈してくれるのやめてもらいたい…

尿近くてトイレ行ってきてるだけなのに何か恥ずかしい…///

 

あと、トイレ行く時に「トイレ行っていいですか?」と聞かずに行ってもらいたい、

と思っていたので、おじさん意を決して「わざわざトイレって言わずにいいよ」と

伝えたら「少し離席します」と言うようになった模様。

 

野郎相手だともっと適当に言えるんだけど、若い子相手だと言葉選んじゃうな…

 

昭和生まれはきっと分かってくれると思いつつ、今日はこれにて。

治山の森

今日は「金剛沢 治山の森」に行ってきた。

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ルートはいくつかあるものの、私が行ったのは下記の八木山南小学校側から。

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行こうと思って行ったわけではなく、街中を散策していたら住宅街から山に向かって道が開けていたので、これは行くしかない…ということで散策を開始。

森というだけあって道は終始こんな感じ。

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暫く歩いているとこんな感じの案内図が。

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ということで…「東工大グラウンド」それから「水道局排水所」をとりあえずは目標として進むことに。

 

山歩き、森歩きは20代前半の頃にちょくちょくしていたものの、子供ができてからはめっきりご無沙汰。

子供と来たところで帰りは疲れておんぶして歩くオチが見えるので、まずは小学校に上がってからでも近所の恐竜山の散策にでも行ってみようと思う。

 

森歩きの醍醐味は人それぞれだと思うが、私は

「不安・恐怖からの解放・安堵という原始的な感情を思い出すことができる場所」

であることが魅力の一つだと思っている。

 

この道で合っているだろうか…熊やヘビは出ないだろうか…

人を殺して埋めた犯人に出くわさないだろうか…暗くなってきたな…

そんな負の感情に気付かぬふりをしながら歩いていると、そのうち疲れて何も考えられなくなってくる。

仕事のことなど考える隙間はそこにはない。

 

そのうち、ただただ足を進めるだけの肉と化し、いずれ開けた場所などに出る。

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写真の場所は渓流広場なるもの。

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暑い夏場にぜひ来てみたい。

虫は多そうだが、涼むこともできそうだ。夜はホタルも見られるかもしれない。

 

こちらは「水道局排水所」

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なかなかのサイズ感である。

近所の森にこうした巨大人工建造物があったとは驚きだ。

 

森を歩いていると様々な鳥の声が聞こえる。

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ウグイスの囀りには春を感じることができた。

 

最期に金剛沢入口の写真

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鈎取山入口から入り、金剛沢入口より出ることとなった。

 

八木山南にお住まいの皆さんは、近所にこんな散策スポットがあって羨ましい。

行く人も限られるのかもしれないが…

 

森を歩くには5月が一番適していると思う。

程よく暖かくなってきて、草もまだ伸び切らず、虫も少ない。

また、こっそり歩きに来よう。

ブログ開始

宮城県仙台市太白区八木山在住のおじさんです。

見聞きしたこと、感じたことを忘れないようにとブログを始めました。

何年かして自分でブログを読み返し、あの時そんなことを思っていたんだな…と

振り返ることができればと思いひっそりスタートします。

 

初回の内容は、伊達政宗像で有名な仙台城址へ散歩した話でも。

 

青葉城址へは通常、仙台駅西側にある西公園側(仙台国際センター側)からアクセスする方が多いかと存じますが、私は八木山在住なので下側の八木山ルートから徒歩で歩いて行きました。

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 下線を引いている八木山橋は自殺の名所として有名(だった?)ですが、春の暖気に包まれた日中行ったこともあり、おどろおどろしい気配もなく見晴らしの良い渓谷を臨むことができました。

 

青葉城址についたのは16時ごろ。

駐車場の出入り口には「本日の営業は終了しました」の看板が出ていたものの、普通に入ることができます。

 

以下は青葉城址内のマップ。

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ビュースポットには団体様がおりましたので、一人たそがれたい気分のだった私はマップ右上のトイレ近くから仙台市を眺めました。

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歴史好きな方であれば、伊達政宗公が見たかつての仙台に思いを馳せるのかもしれませんが、私は今を生きる人々の営みに目頭を熱くしました。

令和の時代になっても栄え続けるこの街に。

東日本大震災を受け、コロナ禍にありながらも尚、強く生きる人々に。

 

私が八木山を住処に選んだのは、眺望の良さも大きなポイントでした。

 

街を見渡すことで、そこに暮らす人々の営みを感じることができる。

きっとそこにいる人たちも自分と同じように

汗かいて、苦労して、嫌なこともあるけれども。

私が街を見て心を漱ぐように…

ちょっとした楽しみを糧に頑張っているんだろうな。

 

そう思うことで、仕事が大変でも、妻の機嫌が悪くても、子供が煩くても

私も誰かと同じようにやっていけているのだと思います。

 

 

青葉城公園内には木々が多く立ち並びます。

西日に反射するビル群と対照的に、木々は優しく西日を遮ってくれ、その影はどこか神々しさを感じます。

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もののけ姫の世界観に似ているなと思って歩いていたら、

「イノシシが出ます」の看板がありその再現度も高い様子でした。

ビュースポットから戦士たちを鼓舞する乙事主様(白い巨体のイノシシ)を想像してしまいますね。

 

帰りも同じルートを通ったわけですが、その途中、ベニーランド横の壁画に気になる絵があったので載せさせていただきます。

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…いやはや、角行て(笑)

 

ウケを狙って書いたのか、素で書いたのか

書いた本人は今どうなっているのか…

何故、角を選んだのかなど 色々と気になってしましました。

 

「かく」を見て思い出したことがあったので併せて記します。

一病息災 貧乏神同居
       しかもかくのごとくなりといえども
               いのち明朗 いのち満点

 

相田みつをさんの詩より。

「かくのごとくなりといえども」とは「そうではあるが」といった意味です。

 

少しくらい不憫な状況であっても、あるいはそうした経験があった方が

「いのち」のありがたみはしっかりと感じられるのかもしれませんね。